中年男のやってみよう!調べてみよう!

しがない中年のおっさんがいろいろ調べたり挑戦したりしたことを書き連ねていきます

千葉ドライブ

千葉までドライブに行ってきた。朝食の時に急遽思い立ち、父殿、母殿と3人で10時過ぎに横浜の自宅を出発(だいたい、makinota家のドライブはこんな感じで行くことが多い)。横浜からベイブリッジ→つばさ橋と渡りアクアライン経由で木更津へ。途中、アクアラインの入り口で渋滞にはまってしまい、木更津に着いたのは昼過ぎになってしまった。

まずは腹ごしらえ、ということで木更津港そばの回転寿司「やまと」に入る。昼時だし、結構待たされるのかと思ったのだが待ち時間は30分ほどとのことだった。順番が来るまでの間、目の前にある木更津港へ歩いて向かう。

すると、ちょうど1隻の船が戻ってくるところだったのでその着岸の様子を見学する。その船は港にいくつか係留されているものと同じタイプのものだったので、どんな船なのかとインターネットで調べてみたら東京湾に建設用の土砂を運搬するためのもののようだった。もやい綱を渡す船員が、船体の側面にぶら下がっているタイヤに乗っかって降りてくるところがなかなか面白かった。

さて、再び回転寿司やまとに戻ると、ほどなくして我々の順番がやってきた。

まずは店員さんにお薦めと言われたやまと5貫盛とアマダイの天ぷらを注文する。5貫盛のほうは、大トロ、中トロとそれ以外はその日の状況によって変わるようだったがこの日はヒラメ、カンパチ、ハマチというラインナップだった。ネタは水産会社直送の店というだけあって新鮮!普段スーパーで買っているものとは歯ごたえに程よいコシがあったのが印象的だった。

その他、単品でヒラメ、シマアジ真鯛etc.を注文。その他父殿のリクエストでシメサバ、母殿のリクエストでヤリイカも追加した。今回はせっかく木更津まで来たので、ということで奮発して注文してみたのだが、それでも1人当たりでは3,000円行かなかったのでなかなかリーズナブルだったと思う。

食後は「ぽっぽの丘」という施設に向かう。ここには一昔前の鉄道車両が保存されており、前々から行ってみたいと思ったところだったのだ。木更津から1時間ほど、田園地帯の中を進むと現地に到着した。ここは入場料自体は無料だが、駐車場は1,000円かかる。

さて、車を止めてまず向かったのは車掌車。車内にも入ることができるのだが、その車両のプロフィールを見ると「昭和28年に無蓋車から改造された」とあったのでかなり年季の入った車両であることは間違いないようだ。当時の車掌が座っていたところで記念撮影をする。

ちなみに、この車両の先頭には小さな機関車がついていて、時間があえば乗ったまま少しの距離を走ってくれるようだった。

車掌車が保存されているところから坂道を上のほうに上っていくと、そこにはブルートレインの車両があった。車両番号でいうと「オロネ24-2」「オハネフ24-2」となっている。ロープが張られているが、「くぐって中に入って大丈夫です」と書いてあったので早速車内に乗り込んでみた。

オロネ24-2のほうは、現役自体にmakinotaが乗ったことのないA寝台車。内装もなかなか豪華な感じで、セットされたベッドに寝転ぶこともできた。

車内には、特急「あけぼの」で録音したと思われる車内アナウンスがデモで流れており、車掌の声と「ハイケンスのセレナーデ」のオルゴールのメロディーと合わせ、なかなか良い雰囲気を醸し出していた。

隣の車両はB寝台車。こちらはmakinotaが四国に住んでいた時、横浜まで帰省するのに岡山から乗った寝台特急「富士」を思い出すものだった。

他にも183系特急車両や荷物電車など、私が幼少期によく見かけた懐かしい車両が多かったのだが、いかんせん雨ざらしの保存なので車両の痛みが進んでいるところが残念だった。入場料を取ってもよいので屋根をつけたほうが良いのではないか、と思った。

さて、ぽっぽの丘を出た後は東京湾フェリーで神奈川に戻るべく、金谷港を目指す。カーナビを一般道距離優先に設定したら、めちゃくちゃ山道を案内された。千葉にはそんなに山がないイメージだっただけに、かなり意外な印象を受けた。

そうして到着した金谷港からは、夕方の便に乗船。あいにくの雨模様だったが、せっかくの東京湾クルーズ(!?)、しっかり景色を眺めなくては、ということでデッキに立って風景を見ていた。するとまあ、さすが物流の要衝ともいえるエリアとあって、大型の貨物船がいくつも横切っていく。そのうちの1隻が我々のフェリーにかなり接近してきたので、一瞬ぶつかるんじゃないかと不安になった。

ちなみにその貨物船の船体には「courageous ace」と書かれていた。インターネットで調べたところ、自動車6,400台を積載可能な船とあった(下の画像は目の前を通り過ぎていった船体のものデス)。船体に横づけされているのはタグボートなのだろうか?船のことは良くわからないのだが、貨物船を押して進路を調整しているように見えた。

久里浜からは横横道路経由で帰宅、東京湾一周ドライブの一日だった。